強制空冷パソコン3号機
 


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  デジカメ一眼レフをD300に入れ替えた途端、RAWファイルの1枚の画像が5MBから10MB以上のサイズアップになり現像処理毎に待ち時間がかかるようになりました。
  30秒程度の待ち時間ですから辛抱できない事はないのに、やはり少しでも早く処理したいと3号機に模様替えとなりました。


                              
   
 
   
E8400
■CPUのcore 2 Duo E8400 3GはTOP65Wと省電力なのでリテールでもOKですが
 少しでも静音にとCoolerMaster Hyper L3にしました。
  MBの保護と効率良さを考慮してバックプレート仕様です。

■マザーボード ASUS P5K−E

■メモリ DDR2−800 2GB×2=4GB

■電源 abee ZU−550

■HDD seagate SATAU7200・11 320G×2

■ビデオカード AUS EN8600GT SILENT 256MB

※2号機のHDD・DVD・FDDを使いましたがWindowsの電話再認証が必用でした。
 もちろんOSはVistaではなくWindowsXP−Proです。
 
   
ASUS EM8600GT
■ビデオカードは、なんと2階建ての構造です。
  2スロットを占領して2階部分は自然空冷の方式になっています。
  窓が開いています。どんどん、発熱量が増えて来ますので
  ファンレスはGeforce8600だと厳しいかもしれません。

 Core2は65Wなのに8600は110-155Wの消費電力だと言う事に驚きです。
 CPUよりもGPUの熱対策を主に考えてゆく時代になったと思います。



   
パソコンケース

■まいど御馴染みのファン多用型パソコンケースです。
  1号機を切り刻んで12cmファン3連発にしました。
 前面の上段は固定式1000回転で下段は可変式1500回転。
 背面は 2000回転34.6dbの、67.28CFMの可変式です。

ビデオカード用ファン

■ファンレスビデオカード用に8cmファンを真下に取り付ける加工をしました。
 2850回転の可変です。

■天板・側板・底面・前面に5mmゴムシートを貼り付けました。
 重量が増し9キロケースです。最終重量は11キロ。
 振動と防音対策の効果はあったようですがゴム臭いのが難点ですね。
  さらに木目シートを重ね貼りをしたらゴム臭は無くなりました。 


   

前面ダクト詳細

前面ダクト

 

■前面パネルを横から見た状態です。スリットから吸気します。

■左の写真はスリット内部の構造です。1mmメッシュのステンレス網仕様です。
 HDD2台に吸気するための重要なスリットです。2台目はBackUp専用にしました。
 DVDに焼いて保存していますが、いちいち読み込む手間が煩わしくクリックで
  即に表示してくれる重宝さも捨てがたいものがあります。

 HDDクーラー

■HDD2台に其々Scythe板風1000rpm 14.5dBA 15.23CFNを装着しています。
  回転数が少ないから風量もそれなりですが静音を優先の仕様にしました。

 
完成姿



■配線はコード着脱式abee製電源なので余分なコードが無く、
   かなりスッキリさせる事が出来ました。

■DVDもHDDもSATAになった御蔭で
  IDEの太いケーブルが無くなったのも進歩だと思います。

■DUOは65WですがQUADは135WのTOPです。
 価格帯 は似通っておりますが、発熱の多さを考えると踏み切れません。
 しかも対応処理するアプリも使っていません。
 (Core2も同じ状況ですけど・・。) 

 

 

  <結果>

■Intel9Hドライバを追加してsATAUで動作させますとキビキビ感が増しました。
 スピードアップしたと思います。但しWindowsXPに起動時間は同じです。

■NikonCaptuerNXの画像読み込み時間が半分の15秒に短縮しました。
 一番の大きな改善点です。

■WindowsXPを起動して立ち上がった時のCPU温度は32度。
 2−3分で室温近くまで下がります。

■室温24度でCPU=31度(core43,42度)、MB=28度、HDD=29度です。
 GPUは44度ですからCPUよりも発熱量が大きいようですね。
 メモリDDR2−800の発熱も無視できません。
 
 HDDを2台搭載するとダブルでの発熱はかなりの値で下げにくいようです。
  デスクに触れんばかりの12cmファン56.3CFMをフル回転をさせています。
   

HMonitorの数値はコレです。       2号機はコチラ

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