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      メカニカルキーボードが通販で運良く手に入りました。名古屋のShopUさんとの取引は昼にMailで注文し、翌日の昼には黒猫さんが
     着払いで配達とスピーディな到着でした。キーボードに御不満を御持ちの方は一度、御調べになられたらと思います。詳しい商品説明と
     商品オーナーの使用感想等が掲載されて重宝ですよ。

    力任せにキーを打ち込む癖の私はメカニカルの堅牢さに直ぐに惚れ込みましたが、カチカチカシャーンの”シャーン”の高音残響が
     気に為り出し始め、ノイズ消しの防振・防音対策の取り組むことに致しました。メカニカルスイッチは昔からオーディオ機器で
     御馴染みのALPUS電気製ですから必ずや、どうにか纏まるだろうという確信を頼りに着手することになりました。
       (キーを思い切り乱打し「”シャーンの残響音が響くだろう?」と妻に聞かせましたところ・・「別に聞こえないよ!」「・・・・(>_<)」。
         どうやら私の耳だけが反応するようです。僅かに聞こえるか、どうかの些細事にコダワルことにしました。

           オーディオで鍛えた自分の耳を信頼しましょう。・・・・・・それしかありません。(^^♪)

    さて、作業途中で破損させてしまったら再注文(・・・・・未だ在庫はあるようです!在るうちに済ませねばなりません!!)、
      無事に動作しても保証対象外となります。
           品物が到着してから未だ2日しか使用していない新品です。・・・どうなりますことやら・・・。
 
    

<改造手順>

   
 @必要工具

 

必要な工具一式です。鋏は鉛板を切断しますので細い針金切りもOKの物を
使用しました。
ピンセットは必要不可欠な道具です。
ALPUSのメカニカルスイッチは頑強な作りですのでプラスチック製の引き抜き工具は歯が立ちませんでした。キーを数個引き抜いたところで、あえなく破損。

厚さ約1ミリの鋼鉄版を加工し、先端部分を曲げてフックを作り800度のガスで
焼入れ後に急冷しますと堅牢そのものの引き抜き工具の完成です。
(但しキーの引き抜きには端から順番に差し込んで外さないと
 キーのプラスチックに傷が着きますから要注意です。)
先端部を90度に曲げるために”金属用万力”を使用します。


 

 A引き抜き工具        
自家製オリジナルの鋼鉄板製のキー引き抜き工具の拡大写真です。
根元に藤の細紐か色糸を巻き付けようかとも思案しましたが、
人差し指がスッポリ入る大きさですのでコブシを握り締めた状態で
キーに垂直に引き上げると一呼吸でOKでしたので、素材の儘としました。
焼入れは先端部を灼熱し強度を上げるだけでU字部は柔らかい状態です。
大型のENTERキーを引き抜く時には容易に拡げられます。
 B平面図

忘れてはならないものはキーボードの平面図です。
89個のキーを全部取り外してしまいますので、この図面が組み立てる際に
必ず必要になります。もしも 無いと収拾がつかなくなりますよ。(>_<)

 

 C鉛シート 鉛板は裏面に接着シート付きの0.3ミリ厚を使います。
キーボード部分は黒色を予め塗装しておき、5ミリ幅に切断して用意します。
写真右の白色塗装は本体底に貼り付けるためのものです。
 D鉛シート完成
    

5ミリ幅シートは横方向で直線に貼れますが縦方向は細切れで組み合わせます。
メカニカルスイッチ部周りを完全に覆うような貼り方が効果があると思います。
次にもう一度縦横貼りを致しまして、二重貼りの完成です。
但し、もう一回というわけには参りません。
キーを押し下げた時の遊びは1ミリ余程度しかありませんので
0.3×2が限度のようですね。

 E大型キー周り
   

スペースキー・変換キー・Enterキー等のスタビライザー周りは
先ず一重貼りをし金具が収まる範囲を見極めて二重貼りを致します。
打音が改善しない場合はキーを押し下げても触れない部分を
三重に致しています。大型キー周りだけですが・・。
(ALPUSスイッチは鉄板に固定され其の板の厚みは、なんと1ミリもあります。)
 F底板ゴム貼
   

1ミリ厚のゴムシートを接着剤・ボンドG17で固定しました。
ゴムシートの裏に鉛シートを貼ってみようかとも思案しましたが
万が一、プリント基板が触れるとショート事故を起こす恐れもあり
ゴムだけと致しました。
(白く見える箇所はボディ本体部分の凸部です。)

黒く両側に見えるのはキー本体部分が取り付くところなので
プチブルゴムを細く切って防振対策を致しました。

 G裏蓋

Cで紹介した鉛シートの白色を貼り、共振防止加工です。
(とりあえず=効果があれば充分=の仕上げです。なにせ裏ですから・・。)


 H基板 プリント基板を裏から見た写真です。
片面はガラスエポキシ加工の肉厚なシッカリした仕様です。
販売価格の割りには、立派なパーツが使われています。

(今回は撮影だけです。)(*^^)v
 I設置・組立 本体に基板を嵌め込み表カバーをビス止めしたら元通りです。
     

   完成!

完成姿ですが、裏蓋以外は・・なんの変哲もありません。(*^^)v
カチカチカチの小気味良い音だけが響きます。
”シャーン”の残響は完全に消えまして・・先ずは大成功です。

当初の製品重量は800グラム。
加工後の総重量は1,220グラムとなりズッシリした重さになりました。

     
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