ステレオアンプ製作記                                                                                                

 
1994年に簡略に組み立てたステレオアンプPA-36を14年振りにアルミケースに組み直しました。パーツは当時のまま使用しています。
秋葉原も変遷し今ではオーディオ専用のパーツも少なくなっています。
メーカー自体が製造を中止してしまった場合が増えたからです。殆ど新調しないままの組み直しです。当時を懐かしみながらの作業となりました。出来上がり重量は7.5キロです。

 


   

ケースはタカチを使用しました。
OS115-26-33SSです。
26cmを表に33cmを奥行きにしました。
裏面は端子をベークライトに
取り付けるため
大きく刳り貫きますので1.5mm厚加工が容易でした。


フロントパネルが1.5mmなので
チャチですから木材を加工して取り付けました。

両側板は2mm厚なので放熱器を
ピッタリつけて本体から熱を逃がす構造です。



 
 


ボリュームとロータリーを
入力端子の直ぐ傍に配置し、
シールド線の長さを極力短く配線しました。

裏板を外せばパワー基盤の手入れが
出来るように二重底にしています。

パワー基盤を結ぶシールド線は、
噂によると”ファントム戦闘機に使われているかいないか"という頑丈な代物です。

配線材はBeldenの16と18AWG。
アースにはにMOGAMI NEGLEXの
銅線です。


 

 

 

 
 

(有)ユニエル電子製PA-36の
60Wパワーアンプ基盤を元に
ユニバーサル基盤+ベークライトを
貼り付けで大きな部品を嵌め込めるように作りました。
ICはサンヨー製のSTK4036]。
銅箔を貼りました。

大きなフイルムコンデンサーは双信。
シーメンスは1mmベークを5面に貼り
ブルーの塗料で仕上げています。

他はBlackGateのコンデンサー。

抵抗はリケノーム・リード金メッキRMG。

 



 
 

 

電源トランスはTANGO PB-80S。
重量は3.4キロ。
電解コンデンサーは今度新調です。
58V-12000μF×2。


安井章先生設計の
高周波シールド回路を取り付けています




 
 
セイデン
     

ボリュームはデテント50KΩ接点付から
セイデンP型抵抗切替に変更しました。

多摩電機オーディオ用金属皮膜抵抗EF1/4WFが23個×2。
抵抗誤差1%以下で左右連動誤差は
極小と言われるだけに精度は完全。

音質の差は透明感が印象的で、
安心感も増しました。
クリック時の雑音はゼロでした。

ロータリーは東京光音2R5。
14年を経た今でも全く問題なく
動作する優れものです。

電源スイッチは30年前のALPUS製。
ラックス(LUX)に使用されていたものを
再登場させました。
クリック感は追随を許さない完成度です





 
 

内部のアルミ部に貼り付けたのは
真鍮0.1mm板です。


工具は3mmのタップ切りが重宝しました。ネジ穴を切っておくと固定する時に
便利です。

 

<特性>
中高域の膨らみもなく、
低域の強調もありません。ですから
1日中聴いていても疲れない、
自然な音質です。

朝から晩まで仕事中や陶芸教室時は
常にONです。

 
 





      

 

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